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編み機あれこれ
ニットハウス.jpでは、お客さまが要望するニットの風合い、デザインを作り上げる8台のコンピューター制御編み機を所有しています。
図解 編み機編
SES102とSES122(7ゲージと12ゲージ)
ニット業界で一般的に使われている新しい機種、SES102とSES122です。
当社にあるほかの機械との違いは、多品種少量の製作に適しており、とくに成型編みに威力を発揮します。編み立ちに入るまでの時間は、およそ1〜2時間。
この機種をメインに使用し、デザイナーの方々のご要望に応えしていくつもりです。
SEK163FF 2台 12ゲージ
編み柄、編み上げをオールマイティにこなす12ゲージ編み機です。
同時に3本の糸をつかんで編み上げるため、通常の3倍の作業効率で生産できます。
SEC161FF 2台 7ゲージ
昭和55年からいまだに現役として使われている7ゲージ編み機。片側6目のケーブル編みができ、デザイン性のあるニットベストなどが可能です。
SES183-S 1台 7ゲージ
編むことが難しいとされる「シンカー編み」ができる唯一の編み機です。この大きさのタイプは関東では当社にある1台のみです。
※このほか、2本の糸を同時につかんで編み上げる編み機や、2〜6色の糸を同時にあやつる編み機など、用途により編み機を選定して作業をおこないます
図解 細部編
デザイン通りの繊細な編み目を再現するため、多くの部品が編み機に組み込まれています。
編み針
ゲージ数によって太さの違う編み針。編み機のベッドと呼ばれる畝(うね)に挿入します。
ヤーンキャリー
編み機の上にセットされた糸を、編み針の先端まで引き込むヤーンキャリー。デザイン通りに編めるように、糸を適確に供給します。
キャリッジ
左右に動くことで糸を供給しながらヤーンキャリーを操作し、生地を編んでいきます。
操作盤
メディアに記録されたデザインデータを、ここで読み取ります。編み巾の調整から度目までを一括で操作します。